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ツムラ/4~12月期は売上高10.1%増、営業益7.5%増

2013年02月08日 / 決算

ツムラは2月8日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は804億4300万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は186億5500万円(7.5%増)、経常利益は192億3100万円(8.9%増)、純利益は121億5900万円(31.8%増)だった。

薬価引き下げの影響を受けながらも増収となった。医療用漢方製剤の売上高は、129処方中124処方で増加。漢方医学の着実な普及を背景に、様々な領域疾患において漢方製剤の使用が広がり、医療用漢方製剤全体の売上高は10.4%伸長した。

売上原価率は、薬価引き下げや原料生薬単価増などの影響により
2.8ポイント上昇したものの、売上の伸長などで販管費率が2.3ポイント改善。結果として営業利益率は0.5ポイント低下し、利益に貢献した。

通期予想は据え置いた。売上高を1045億円(前期比9.5%増)、営業利益を228億円(7.4%増)、経常利益を229億円(5.1%増)、純利益を144億円(7.2%増)と見込んでいる。

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