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ツムラ/4~12月期は増収に転じる

2015年02月06日 / 経営

ツムラは2月6日、2015年3月期第3四半期(4~12月)連結決算を発表した。

売上高は前年同期比2.9%増の850億円、営業利益は9.1%減の157億円、経常利益は6.5%減の176億円、純利益は17.8%減の121億円となった。

医療用漢方製剤は1.4%増収。薬価改定や消費増税の影響を受けたものの、伸長した。

薬価改定、原料生薬の価格上昇、円安に伴い、売上原価率が4.1ポイント上昇。一方で、経費削減を進めたことで、販管費率は1.6ポイント低下。結果として、営業利益率は2.5ポイント低下し、18.5%となった。

純利益は、前年同期に有価証券売却益を特別利益として計上したことなどから、前年同期比でのマイナス幅が大きくなった。

通期予想は据え置いた。売上高が前期比1.2%増の1114億円、営業利益が19.0%減の182億円、経常利益が23.2%減の184億円、純利益が34.6%減の118億円になると見込んでいる。

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