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グリコ/3月期の売上高1.3%増、当期利益90%増

2015年05月15日 / 決算

江崎グリコが5月15日に発表した2015年3月期の業績は、売上高3193億9300万円(前年同期比1.3%増)、営業利益142億4700万円(22.3%増)、経常利益176億1000万円(30.1%増)、当期利益210億6800万円(90.9%増)となった。

主力品の売上拡大や新製品・系列品の発売、話題のキャラクターとコラボした販売促進策等を積極的に展開した。

海外では、中国やタイ、インドネシア等において積極的な事業展開を推し進め、売上面では、食品部門は前年同期を下回ったが、菓子部門、冷菓部門、牛乳・乳製品部門、食品原料部門、その他部門が前年同期を上回ったため増収となった。

利益面は、売上原価率は、円安や相場変動による原料費の上昇はあったが、増収、販売品種構成の変化とタイ子会社の洪水被害からの復旧等により、全体ではダウンした。

販売費及び一般管理費では、運送費及び保管費、厚生費等は減少したものの、積極的な販売対策の実施等により販売促進費と広告宣伝費等が増加し、大幅な増益となった。

東京の工場跡地譲渡に伴う固定資産売却益等を特別利益に計上し、当期利益が大幅な増益となった。

来期は、売上高3400億円(6.5%増)、営業利益150億円(5.3%増)、経常利益162億円(8.0%減)、当期利益109億円(48.3%減)を見込んでいる。

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