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ハウス/2013年3月期は減収も、海外が25%増収

2013年05月08日 / 決算

ハウス食品は5月8日、2013年3月期連結決算を発表した。売上高は2097億8400万円(前の期比2.1%減)、営業利益は114億4100万円(18.6%減)、経常利益は134億4500万円(13.3%減)、純利益は82億5400万円(4.1%増)となった。

国内のコア事業である香辛・調味加工食品事業が4.2%減収、健康食品事業は7.0%減収となった。震災特需の想定以上の反動や、消費者の食生活パターンの変化に加え、競争激化による売価下落圧力からマーケティングコストが増加したことなどが響いた。

一方、海外事業は25%増収と、大きく伸びた。米国の豆腐事業、中国のカレー事業を中心に着実に成長を遂げた。特に、中国のカレー事業が通期で黒字転換するなど、収益面で貢献度が大きくなった。

2014年3月期については、売上高を2330億円(前期比11.1%増)、営業利益を125億円(9.3%増)、経常利益を140億円(4.1%増)、純利益を88億円(6.6%増)と予想している。

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