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カゴメ/4~6月期は5割減益、価格変更など影響

2013年07月22日 / 決算

カゴメは7月22日、2014年3月期第1四半期(4月~6月)連結決算を発表した。売上高は508億4300万円(前年同期比1.3%減)、営業利益は21億8400万円(48.3%減)、経常利益は24億7300万円(44.9%減)、純利益は16億9200万円(52.0%減)だった。

4月から、トマトケチャップ、ソース、パスタソー
ス、野菜飲料のうち、一部商品の価格を変更したことで減収となった。

国内事業の売上高は3.5%減だった。このうち、飲料事業の売上高は5.9%減。食品事業は15.5%減。双方ともに、価格変更の影響を受けた。

ギフト事業は10.9%増。生鮮野菜事業は0.7%減。通販事業は5.1%増。業務用事業は2.9%増。

一方、海外事業の売上高は42.1%増となった。前年6月に連結子会社化したポルトガルの子会社が寄与した。

利益面では、売上原価率が3.6ポイント上昇。価格変更に伴う減収のほか、生鮮トマトの市況が悪影響を及ぼした。

通期予想は据え置いた。売上高を1960億円(前期比0.1%減)、営業利益を89億円(4.1%減)、経常利益を92億円(8.2%減)、純利益を53億円(18.2%減)になると予想している。

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