流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カゴメ/4~6月期は5割減益

2014年07月25日 / 経営

カゴメは7月25日、2014年12月期(4~12月)第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。

売上高は499億円(14年3月期第1四半期比1.7%減)、営業利益は10億円(51.1%減)、経常利益は12億円(50.9%減)、純利益は7.9億円(53.3%減)となった。

国内の売上高は7.8%減の441億円。飲料と食品事業において、4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響が出た。野菜飲料が競合激化により、減収となったことも響いた。

一方、海外の売上高は41.0%増の102億円。円安を背景に、円ベースでの売上高が増加した地域が多かった。米国では、46.0%増収、欧州では15.8%増収、アジアでは32.9%増収。豪州の売上高は約2倍となった。

利益面では、国内は減収と円安などによる原材料価格の上昇などが圧迫材料となった。一方、海外では連結子会社の増加がサポート要因となった。

通期予想については、18日に下方修正した際の数値を据え置いた。

売上高を1620億円、営業利益を46億円、経常利益を48億円、純利益を25億円と見込んでる。

同社は、今期から決算期を3月末から12月末に変更したため、今期は4~12月までの9か月の変則決算となる。このため、通期予想も9か月の期間で出している。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧