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アサヒグループ/1~6月期は増収減益

2013年08月01日 / 決算

アサヒグループホールディングスは8月1日、2013年12月期第2四半期(1~6月)連結決算を発表した。

売上高は7807億4600万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は369億1100万円(12.6%増)、経常利益は347億5400万円(3.1%減)、純利益は154億2200万円(39.8%減)だった。

酒類事業は0.5%増収。ビールが前年を下回ったものの、新ジャンルや洋酒が好調に推移。利益面では、販促費が増加したものの、固定費の効率化を進めた結果、営業利益が0.2%増となった。

飲料事業は30.9%増収。新たに連結対象となったカルピスの業績が上乗せされたことに加え、アサヒ飲料やエルピーの売上増が寄与した。増収に加え、販促費の効率化に努めたことで、営業利益は約3倍に増加。

食品事業は0.8%増収。和光堂と天野実業の売上が前年を下回ったものの、アサヒフードアンドヘルスケアが堅調。製造原価の低減や固定費の効率化により、営業利益は54%増。

通期予想については、売上高を従来予想の1兆7200億円から、1兆7230億円(前期比9.1%増)に上方修正した。

営業利益は1180億円(8.8%増)、経常利益は1180億円(2.8%増)、純利益は655億円(14.5%増)で、それぞれ見通しを据え置いた。

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