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山崎製パン/1~6月期は3割減益、通期予想引き下げ

2013年08月01日 / 決算

山崎製パンは8月1日、2013年12月期第2四半期(1~6月)連結決算を発表した。

売上高は4736億3100万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は118億4000万円(24.7%減)、経常利益は126億5600万円(20.9%減)、純利益は53億5800万円(31.3%減)となった。

主力の食品事業の売上高は、前年同期並み。セグメント別では、洋菓子部門が3.6%増、菓子パン部門が1.3%増。

一方、調理パン・米飯類部門は0.2%減、食パン部門は2.8%減、和菓子部門は2.5%減、製菓・米菓・その他商品類部門が2.8%減となった。

「デイリーヤマザキ」などを展開する流通事業については、営業総収入が10.4%減、営業損益が10億9500万円の赤字(前年同期は8億37 00万円の赤字)となった。

それぞれの事業で売上が伸び悩むなか、物流費や販促費が増加し、利益を圧迫した。

同社は、下半期以降も消費者の節約志向が続き、販売競争が激化すると予想。円安に伴う原材料価格の上昇やエネルギーコストの増加も重しになるとみている。

こうした状況を踏まえ、通期予想を下方修正。売上高を従来予想の9570億円から9540億円(前期比0.3%増)に、営業利益を275億円から250億円(1.0%増)に、経常利益を288億円から265億円(1.5%増)に、純利益を145億円から140億円(29.7%増)にそれぞれ引き下げた。

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