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セブン＆アイHD／PBの世界展開開始

2009年11月04日 ／ 商品海外

セブン＆アイ・ホールディングスは11月4日、米国カルフォルニア産ワイン「ヨセミテ・ロード」を同日、日米のセブン＆アイグループ約1万5000店舗で同時発売すると発表した。プライベートブランド（PB）の世界展開第１弾。

同社は、「セブンプレミアム」の商品開発ノウハウを日米で共有し、海外からの原材料調達をグループで一括していくことで、コスト低減を加速させる。世界16か国・地域でセブン－イレブンを中心に約3万7000店舗を展開するグループのスケールメリットを最大限活用していく。

今後の計画としては、コーン缶詰や果汁、チーズ、コーヒー豆などを開発し、2010年度までに10品目程度を開発する予定だ。日米以外にも、アジア圏で展開する方針。

オリジナルワイン「ヨセミテ・ロード」は、傘下の米国子会社セブン－イレブン・インクと日本のグループ6社（セブン－イレブン、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、そごう・西武、ヨークマート、シェルガーデン）が共同開発した、セブン＆アイ初のグローバルPB商品。原料にはカルフォルニア州セントラルバレーの良質なぶどう（カベルネ・ソーヴィニョン種、シャルドネ種）を使用し、畑での栽培状況や工場内の品質管理を一元化している。

グループPB「セブンプレミアム」で培った商品の企画・開発力と国際的な原材料の一括調達により、従来品比で生産コストを削減し、単一品種表示で598円（日本販売価格・税込）の価格を実現した。

オリジナルワインについては、日米合計で年間おおよそ300万本の販売を見込んでいる。

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