アトレ/台湾現地法人が台北駅地下商業施設の運営事業者に決定、食物販など計画
2025年12月17日 14:07 / 海外
アトレは12月17日、同社の台湾現地法人である台灣捷爾東商業開発股份有限公司(JR東日本台湾商業開発)が、台北大衆捷運股份有限公司が実施した「台北駅地下1階B組(3號・5號区画)」の公募入札において運営事業者に決定したと発表した。
JR東日本台湾商業開発は、台湾市場における駅および駅周辺のショッピングセンター開発・運営、並びにコンサルティング事業を担う法人として2025年4月に設立したもの。今回、台北駅地下商業施設の運営を担う。契約面積は約543m2。日常的に駅を利用する層をメインターゲットに、食を中心とした、日常に寄り添う魅力的なゾーンを形成する。
アトレが、これまでの日本国内におけるショッピングセンター開発や運営を通じて培ってきた知見を活かし、駅の利用客に向けて新たな利用シーンを創出し、駅を「暮らしのプラットフォーム」へ進化させることを目指す。
台北駅は、臺灣鐵路、台灣高速鐵路、台北MRTの淡水信義線・板南線、空港線である桃園大衆捷運(桃園MRT)が乗り入れる台湾最大の交通ハブであり、1日の乗降客数は約50万人を超える。
駅周辺には3店の百貨店・モールと5か所の地下街が集積しており、2030年頃にはさらに複数の大型商業施設が開業する予定。台湾随一の高い商業ポテンシャルを有するエリアだという。
■施設概要
名称:未定
所在地:台北市中正區黎明里忠孝西路一段49號
出店場所:台北MRT台北駅地下1F商業区画(仮) 3號・5號
契約面積:約543m2
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

