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イオン/イアン・ソープ氏招き豪州産さくらんぼ販売

2010年12月17日 / 商品

イオンは12月17日から、イオングループの17社・約300店舗で、オーストラリアのタスマニア州で育まれた「オーストラリアタスマニア州産さくらんぼ(佐藤錦)」1パック(130g498円)を販売した。
<TVのインタヴューに応えるイアン・ソープ氏>20101217ionshinagawa.jpg
発売初日には、東京都品川区の「ジャスコ品川シーサイド店」でオーストラリア出身のオリンピックの金メダリストであるイアン・ソープ氏を招き、発売記念イベント行った。
イオンリテールでは、2005年から一部エリアの店舗で豪州産「佐藤錦」の販売を開始、2009年にはグループ約250店舗に販売店舗を拡大した。「お客様から、クリスマスにもさくらんぼを食べられて嬉しいとの声があった」(同社)という。
今年は、発売店舗を300店舗に拡大し、拡大し前年比30%増の7トンの販売を計画する。
イオンによると「タスマニアでの佐藤錦の栽培は2002年に、国内最大のさくらんぼ産地である山形県から、オーストラリアの果樹生産販売会社リード・フルーツの代表であるティム・リード氏が日本の品種・佐藤錦を育てたのが始まりだ」という。
イオンが販売するさくらんぼもリード・フルーツ社が生産したもの。南半球に位置するタスマニアは、日本とは気候が真逆のため、日本では初夏に旬を迎えるさくらんぼも、12月に旬を迎えた。
今後は、プライベートブランド(PB)トップバリュグリーンアイとしての生産に向けて、さらにタスマニア島の生産者との取り組みを強化していく方針だ。
なお、「トップバリュグリーンアイとは、農薬や化学肥料、抗生物質、合成添加物の使用を抑えてつくった農・水・畜産物と、それらを原料に作った加工食品のブランド」(同社)。

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