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厚労省/生食用食肉で、飲食店・食肉流通業者を緊急に監視指導

2011年05月05日 / 商品

厚生労働省は5月5日、富山県等で発生した腸管出血性大腸菌による食中毒事件を受け、生食用食肉を取り扱う施設に対して都道府県等から緊急に監視指導を行うと発表した。
富山県等で発生した腸管出血性大腸菌による食中毒事件で、飲食店で食肉を生食した小児など4名が死亡し、多くの重症者が確認されている。
このため、衛生基準通知に基づく生食用食肉の衛生管理を徹底し、同様の食中毒の発生の防止を図る必要があることから、生食用食肉を取り扱う営業施設に対する監視指導を緊急に実施するよう要請した。
さらに、生食用以外の食肉を生食用として消費者に提供することがないよう徹底する。
対象施設は、飲食店営業、食肉処理業、食肉販売業等の営業施設のうち、生食用食肉を取り扱っている営業施設で、5月末日までに監視指導を行い、6月5日までに監視指導結果をとりまとめる。
なお、同省では汚染実態等関係情報を調査した上で、生食用食肉の衛生基準について、食品衛生法に基づく規制とすることも含め、検討を行っている。

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