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ユニクロ/全12型160色柄でウルトラライトダウンを展開

2013年09月25日 / 商品

ユニクロは9月25日、2013年秋・冬シーズン向けダウンジャケット「ウルトラライトダウン(UL)」の概要を発表した。

<ユニクロ銀座店1階のディスプレイ>

すべてのラインナップにポーチを付属させ、折り畳み傘のような感覚で必要な時にサッと羽織り、使わないときはコンパクトに持ち運べるようになった。

今シーズンは全12型160色柄を展開。

<12階のULのポーチのディスプレイ>

高度な技術を要する転写プリントを採用し、陰影やグラデーションのある新柄でこれまでとは違った着こなしを提案。ウィメンズラインナップには、ウルトラライトダウン史上最軽量の「コンパクトダウン」を投入する。

<12階のULの機能紹介ディスプレイ>

「コンパクトダウンは、ベストタイプは79グラム、ジャケットタイプは123グラムとこれまでのウルトラライトダウンの軽さを更に上回る軽量なアウターとした。丈の長さが通常のジャケットよりも2センチほど短く、真冬にはコートの下に着るインナーダウンとしても着用できる」(同社)。

<コンパクトダウン(右端)>

今期から販売目標数量は非公表としたものの、昨年の販売目標数量1300万枚を超える数量を販売する計画だ。ユニクロを展開する10の国と地域で行った自社調査によると、日本でULを知っている人の割合は約8割、世界では約6割となり、世界的な商品として認知度が向上しているという。

中嶋修一ユニクロ取締役商品本部長は「気温の変化は読めない。色柄のバリエーションを増やすことで、機能に加えファッション性を打ち出している。ファッション性を打ち出すことで、気温の変化に左右されない売上を目指している」と語った。

今期のULには、東レの技術で新たに写真プリント技術を採用。従来のスクリーンプリントと比べ、より複雑な柄の表現が可能で、ジーンズ柄、ヘリンボーン柄、ツイード柄を投入することで、より他の服とのコーディネートがしやすくなったという。

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