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富士通/富士通フロンテックに流通関連機器の製造を順次移管

2009年04月01日 / IT・システム

富士通は3月27日、POSなどの店舗システム製品などの開発・製造を4月から順次富士通フロンテックへ移管すると発表した。富士通フロンテックはこれらの機器をフロントテクノロジー事業として開発・製造を強化する。

富士通グループでは、POS・ハンディターミナルなどの店舗システム製品、ATMや公営競技向け発売・払戻機などの専用装置を富士通と富士通フロンテックの両社で連携して開発・製造している。今回の決定は、これらの機器類の事業をテクノロジーソリューションを支える事業の一つとして成長を加速し、製品の競争力や提案力を向上させるためとしている。また、富士通の営業活動に加えて、富士通フロンテックもパートナーを含めた販売体制を新たに構築し、営業力と提案力を強化する。

これらの動きに加え、富士通トランザクションソリューションズが従来行っていた店舗システム製品の開発・製造を富士通フロンテックの北米新会社「富士通フロンテックノースアメリカ」(米テキサス州)に移管。販売・保守事業は、富士通トランザクションソリューションズの販売・保守部門、Fujitsu Computer Systems、Fujitsu Consultingの事業統合により設立される新会社(4月1日に発足予定)に統合する予定。

さらに、国内の店舗システム製品、RFIDタグ・リーダーライター、手のひら静脈認証装置なども、富士通と富士通フロンテックとの連携拡大について順次検討していく予定としている。

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