流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





H2Oリテイリング、NEC/阪急阪神百貨店グループの共通システム基盤を構築

2008年10月02日 / IT・システム

NECは10月1日、エイチ・ツー・オーリテイリングと共同で、阪急百貨店と阪神百貨店の統合を核としたグループ経営強化に向け、プラットフォーム(IT基盤)、ネットワーク、業務システムを効果的に連携させる5ヵ年にわたる「システム全体計画」を策定し、新たな顧客サービスの提供と事業拡大などにも柔軟に対応するシステム基盤を構築したと発表した。

新システム基盤は2008年4月から稼働を開始しており、今後はグループ全体の共通システム基盤として展開していく。

新システム基盤は、プラットフォームとネットワークで構成され、H2Oリテイリングの基幹業務システムと各種フロント業務システムなどのアプリケーションを柔軟に支え、「GP10計画ver.2」を実現するシステムとなっている。

阪急百貨店と阪神百貨店の既存システムを中心に、NEC独自のコンサルティング手法を使って、現状を「見える化」にすることで課題を抽出し、新たに策定した5ヵ年にわたる「システム全体計画」に基づき、業務システムの見直し、サーバやデータなどプラットフォームの統合・最適化、ネットワークの最適化、データセンターへの運用統合などを進めていく。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧