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ケーズHD/通期の売上高1.1%増、当期利益17.4%増

2009年05月11日 / 未分類

ケーズホールディングスが5月11日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は5741億8800万円(前年同期比1.1%増)、営業利益118億800万円(65.9%増)、経常利益188億1500万円(14.7%増)、当期利益102億3600万円(17.4%増)の増収増益となった。

同期は「新製品が安いケーズデンキ」をスローガンに、継続テーマである「キビキビと、お客様に伝わる本当の親切を実行しよう」を掲げ、支払い代金が少なくなる現金値引と、購入後のアフターサービス機能を一枚のカードに集約した「あんしんパスポート」を全店に導入。

来店客を誤認させない公正な価格表示の推進や、取引先各社との軋轢を生じさせない関係の維持など各種法令を遵守し、省エネ活動でも店舗でCO2削減や、環境省が開発した省エネ製品買換サイト「しんきゅうさん」を利用した省エネ相談コーナーを全店に設置した。

商品面では、薄型テレビが単価の低下はあるものの販売量は拡大して好調に推移。DVDレコーダーは次世代規格がブルーレイに統一されたことやテレビとのセット販売により好調に推移した。さらに、省エネ機能などが付加された冷蔵庫や洗濯乾燥機、エアコン、オール電化商品なども好調だった。

また、昨年4月1日にフランチャイズのフジヤが子会社のデンコードーと、6月1日にフランチャイズのセブンデンキが同じく子会社の九州ケーズデンキとそれぞれ合併。また、6月30日にフランチャイズのヒダカ電器商会が同社と株式交換を行い7月1日に子会社の関西ケーズデンキと合併、9月1日にはフランチャイズのシミズデンキを同社が合併した。

店舗状況は、同社が10店舗、以下子会社のギガスが4店舗、関西ケーズデンキが3店舗、ビッグ・エス2店舗、北越ケーズ3店舗、九州ケーズデンキ5店舗、デンコードー12店舗、フランチャイズ1店舗をそれぞれ新設し、直営店22店のスクラップも行った。期末店舗数は直営店297店舗、フランチャイズ12店舗の計309店舗。

来期は直営店40点の出店などで売上高6450億円(12.3%増)、営業利益151億円(27.9%増)、経常利益213億円(13.2%増)、当期利益116億円(13.3%増)と引き続き増収増益の見通し。

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