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イオン/5月の売上高0.8%減の4299億円

2009年06月30日 / 月次

イオンが6月30日発表した5月度連結営業概況によると、売上高は0.8%減の4299億円となった。

営業概況では、ゴールデンウィーク、子どもの日、母の日などの需要に対応した売場づくりの実施、お中元の受付・販売を開始するとともに、顧客の危機管理意識の高まりによる備蓄用商品のまとめ買い需要に対応した品ぞろえの充実を図った。

3月に打ち出した新価格戦略にもとづき、衣・食・住全部門で、ナショナルブランド、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の価格引下げ、「ベストプライス byトップバリュ」新商品の導入を拡大した。「トップバリュ」の売上高は前年同月比で30%超の伸びとなった。

GMS事業の売上は低調だったが、イオンリテールを中心に客数を伸ばした。SM事業、ディベロッパー事業の売上は堅調に推移した。

他社との取り組みをみると、京セラとの業務提携に加え、イオンの電子マネー「WAON.」について、りそな銀行など5社との提携などがあった。5月11日、京セラとの間で、二酸化炭素排出量の削減などの地球環境保全や、両社の顧客への商品・サービス提供を通じた業務提携を行うことで合意。今後は、住宅用太陽光発電システムの普及・利用促進を中心に、事業特性を活かした取り組みを行う。

5月22日には、イオンの電子マネー「WAON」について、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、ジー・プラン、オープンキューブの5社と提携し、6月から順次ポイント交換のサービスを開始する。

主な連結各社の月次売上高伸び率(全店)では、イオンリテール5.8%減、イオン北海道4.7%減、イオン九州1.5%減、マイカル0.7%増、マックスバリュ北海道8.1%減、マックスバリュ東北4.1%減、マックスバリュ東海15.2%増、マックスバリュ中部1.6%増、マックスバリュ西日本 7.2%増、ミニストップ5.9%増、ブルーグラス10.9%減、コックス11.0%減、イオンファンタジー2.8%減。

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