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イオン/9月の連結売上1.9%減の4001億円

2009年10月28日 / 月次

イオンが10月28日に発表した9月の連結売上高は、前年同月比1.9%減の4001億円となった。

店舗状況では、SMを12店舗開店、9店舗閉店した。GMSを1店舗閉店。月末店舗数はGMS605店舗、SM1253店舗、SuC33店舗となった。

全店実績で前年実績超となったのはマックスバリュ東海(19.6%増)、マックスバリュ中部(3.0%増)、マックスバリュ西日本(1.8%増)。

このほかの全店実績は、イオンリテールが1.6%減、イオン北海道3.1%減、イオン九州2.1%減、マイカル3.3%減。マックスバリュ北海道4.0%減、マックスバリュ東北2.6%減、ミニストップ3.9%減、イオンファンタジー14.7%減、ブルーグラスは22.0%減、コックスは8.5%減となった。

9月8日にプライベートブランド「トップバリュ」の機能性インナー「トップバリュ ヒートファクト」の販売を開始。全国のジャスコ、マックスバリュなど約1000店舗で展開、1000万枚の売上を目指す。9月18日から、「トップバリュ フリース」の販売を開始した。機能を充実させながら、イオンのインフラの活用やスケールメリットを活かしたコスト削減により、低価格を実現した。

9月19日に低価格の地上デジタルチューナーの販売を開始。地上デジタルチューナー市場において、国内有数の企業であるピクセラに商品提案を行い、機能の「トレード・オフ」や商品の小型化による物流コスト削減、イオンのスケールメリットの活用により、競争力ある低価格を実現した。

9月度は、敬老の日や、シルバーウィークの旅行、帰省、レジャー需要に対応するとともに、秋物商材の品ぞろえを強化した。月度半ば以降の気温の低下にともない、秋物商材の売上が拡大しはじめたほか、新たに販売を開始した「トップバリュ」の機能性インナーやフリースが好調に推移した。

グループ挙げて取り組む低価格化に対して顧客の支持を得た結果、買上点数は順調に伸長。GMS事業では売上の前年比が前月度よりも改善。買上点数が伸びたほか、成長を見据えた出店を続けているSM事業、ディベロッパー事業は、引き続き堅調に推移した。

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