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日本ショッピングセンター協会/既存SCの総売上高7.5%減と6か月連続減

2009年03月26日 / 月次

日本ショッピングセンター協会が3月26日に発表した2月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、2876SCの総売上高(推計)は1兆8856億円と前年同月比3.1%減(既存SC前年比は7.5%減)と6か月連続の減少となった。

売上高は2002年7月の月間統計開始以降最も低水準となった。品目別の販売動向では、低価格商品や食品などは比較的減少幅が小さかったものの、衣料品などを中心に高額商品は買い控えが浸透している。また、冬物商品の売れ行きが鈍かったことも減少に拍車を掛けた。

立地別・構成別動向では全地域で減少しているが、郊外地域が5.5%減と大都市・中都市などの中心(7.2%減)、周辺地域(8.2%減)に比べて減少が小さい傾向が続いている。地域別動向では、四国地方は10.0%減と最も減少幅が大きかった。次いで近畿地方が9.0%減、最も減少幅が小さかったのは北海道地方の3.2%減だった。

キーテナントの動向では、キーテナントが9.4%減と低迷。百貨店、GMS、SS、衣料品の大型専門店などのキーテナントが特に不振だった。

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