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日本ショッピングセンター協会/3月は売上高1.2%減

2009年04月26日 / 月次

日本ショッピングセンター協会が4月24日に発表した3月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、SC総売上高(推計)は2兆3065億円と前年同月比1.2%減(既存SC前年比は8.3%減)と7か月連続の減少となった。

売上高は原材料価格の低下、商品価格の安定などプラス要因があったものの、依然として低価格志向は強まっており、前月の7.5%減を下回る統計開始以来の最低水準となった。また、月の後半は天候の影響で春物商品が不振。衣料品など高額商品も低調に推移した。

立地別・構成別動向では全地域で減少しているが、郊外地域が7.9%減と前月同様、大都市・中都市などの中心(8.9%減)に比べ減少が小さい傾向が続いている。周辺地域は、郊外地域よりは減少幅か小さくなり、7.7%減だった。地域別動向では、四国地方は10.5%減と最も減少幅が大きかった。次いで近畿地方が9.9%減、北陸9.1%減と続き、最も減少幅が小さかったのは前月同様北海道地方で5.2%減だった。

キーテナントの動向では、キーテナントが9.6%減と低迷。百貨店、GMSをキーテナントととするSCが不振だった。 

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