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日本ショッピングセンター協会/11月の総売上高2兆3104億円

2009年01月04日 / 月次

日本ショッピングセンター協会は2008年11月のショッピングセンター売上高概況を発表し、11月の既存SCの前年同月比売上高は、-1.3%と3ヶ月連続マイナスとなったが、SC総売上高(推計)は2兆3104億円(前年比1.5%全SCベース)だった。

前月同様、株安の影響による宝飾・貴金属等の高額品の不振、買い控えによる衣料品の不振も続いているものの、3地域(北海道1.5%、関東0.3%、九州・沖縄2.0%)でプラスを記録した。

SC規模による売上の二極化が顕著に表れるかたちとなっており、立地別では周辺地域が1.4%とプラス。特に関東地方の大規模SCのリニューアル効果が大きな要因として挙げられる。

都市規模別・地域別では、政令指定都市で見ると、広島市が4.1%、北九州市が3.6%と高い伸びを示し、食料品を扱う店舗をキーテナントとするSCが比較的好調であった。

SC構成別は、キーテナントが-2.9%と不振であった。SM、GMSなどをキーテナントとするSCは食品部門が比較的好調であったが、衣料品部門の不振が目立った。

調査は、2007年12月末現在の全SC2,804SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめたもので、回収率57.1%だが、SC総売上高(推計)は、2008年10月末現在の全SC2,859SCをベースに算出した。

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