流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本フードサービス協会/外食市場4月動向、売上0.8%増

2009年05月25日 / 月次

日本フードサービス協会が5月25日発表した、4月の外食産業市場動向調査によると、4月度売上は全業態トータルで前年同月比0.8%増となった。

2月を底に3月、4月と回復基調がみられ、客数が1.3%増となり堅調な持ち直しをみせていると同協会は見ている。

業態別では、ファーストフード業態が客数、客単価とも伸ばし、売上は4.8%と他業態を牽引。店舗数についてもファーストフード業態の麺類チェーンや和風チェーンの積極な出店傾向が続き、ディナーレストランやファミリーレストランの洋風チェーンでも前年同月を上回っている。

業態別にみると、ファーストフード業態では、洋風チェーンが積極的な販売促進策により、客数、客単価とも前年を上回り、売上は4.9%の伸び。麺類チェーンは店舗数の大幅な伸びもあり、売上は12.1%と引き続き好調に推移。持ち帰り米飯/回転寿司チェーンは客数増加により、売上が4.1%となった。

ファミリーレストラン業態の売上は2.9%減だった。洋風チェーンと焼肉チェーンでは販促活動や低価格志向の追い風にのり、客数がそれぞれ2.6%増、0.8%増と前年を上回り、売上もそれぞれ0.2%減、1.4%減とほぼ前年並みに推移した。

パブ・居酒屋業態の売上は1.8%減、客数0.6%減。ディナーレストラン業態の売上は8.3%減、客数は4.0%減だったが、3月に比べるとそれぞれ前年同月比では向上している。喫茶業態の売上は4.0%減、客数は4.5%減だった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧