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資生堂/7月の国内売上7%減

2009年08月31日 / 月次

資生堂(2009年3月期売上高:6902億円)が8月31日発表した7月次売上動向によると、国内販売会社売上は7%減となった。

天候不順に加え、消費マインドの冷え込みによって、売上は減少した。7月発売の「マキアージュ」新製品(リップグロス)が計画を上回るスタートとなり、美白美容液「HAKU」や敏感肌用の「Dプログラム」が引き続き好調に推移したため、カウンセリング化粧品は前年比微減に止まった。低価格帯市場では苦戦し、セルフ化粧品とトイレタリーはそれぞれ前年に対して2ケタ減収となった。

今年度は、チャネルごとに強化する店舗とブランドをキメ細やかにターゲティングし、プロモーションを展開しており、高価格帯市場を中心とするデパートチャネルで店頭売上シェアが上昇するなどしている。秋の棚替えに向け「ウーノ」や「アクアレーベル」をはじめとするメガブランドを強化し、その後も訴求力のあるスキンケア新製品を発売する方針だ。

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