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資生堂/8月の国内販社売上9%減

2009年09月30日 / 月次

資生堂(2009年3月期売上高:6902億円)が9月30日発表した8月次売上動向によると、国内販売会社売上は9%減となった。

消費マインドが冷え込んでいる化粧品市場の基調に変化が見られないうえ、小売店の在庫調整や天候不順の影響もあり、前年実績を下回った。

カウンセリング化粧品は、前年実績に届かなかったが、店頭売上については、7月発売の「マキアージュ」の口紅・グロス、美白美容液「HAKU」、敏感肌用の「Dプログラム」が引き続き好調を維持。底入れ感も出始めた。

セルフ化粧品は、8月発売のUNOフォグバーが、好調なスタートを切ったことに加え、アクアレーベル新保湿ライン、インテグレートの新製品の品ぞろえも順調に進み、前年を上回る実績を確保。ヘアケア市場の競争激化が激しいトイレタリーは、前年を下回った。
 
チャネルごとに強化する店舗とブランドをキメ細やかにターゲティングし、プロモーションを展開する取り組みの成果がGMS、ドラッグストアでのUNOの品ぞろえの充実や、高価格帯を中心としたデパートでの店頭売上シェアの上昇などに現れ始めている。この流れを秋のスキンケア新製品に結びつけていく。 

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