流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/10月の売上12%減

2009年11月02日 / 月次

高島屋(2009年2月期売上高:9761億円)が11月2日に発表した10月の店頭売上速報によると、髙島屋と国内百貨店子会社の18社の売上高は前年比11.9%減、子会社を含まない14店舗の売上高は12.0%減となった。

店舗別の状況では関西・関東地区が前年実績割れとなり、関西地区の単体6店舗の売上高は10.3%減、子会社を含む9店舗は10.4%減となった。関西地区は工事影響が残る大阪店などが2けたの減少で、関西地区で最も減少幅の少ない店舗は京都店(9.4%減)、減少幅が最も大きかったのは岐阜髙島屋の12.3%減だった。

関東地区では単体8店舗が12.9%減、子会社を含む9店舗は12.8%減となった。最も売上の減少幅が少なかったのは柏店の6.4%減で、最も減少幅が大きかったのは東京店の18.5%減だった。台風の影響に加え、昨年の大型催し・イベントの反動が大きかった。

商品の動向では、婦人雑貨や呉服、食料品などが前年比ひとけたマイナスだったが、その他のアイテムは二けたマイナスだった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧