流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/9月の全店売上高9.5%減

2009年10月01日 / 月次

高島屋(2009年2月期売上高:9761億円)が10月1日に発表した9月の店頭売上速報によると、髙島屋と国内百貨店子会社の18社の売上高は前年比9.5%減、子会社を含まない14店舗の売上高は9.3%減となった。

店舗別の状況では関西・関東地区が前年実績割れとなり、関西地区の単体6店舗の売上高は9.0%減、子会社を含む9店舗は9.7%減となった。関西地区は工事影響が残る大阪店などが2桁の減少で、関西地区で最も減少幅の少ない店舗は泉北店(3.6%減)、減少幅が最も大きかったのは岡山髙島屋の16.5%減だった。

関東地区では単体8店舗が9.5%減、子会社を含む9店舗は9.3%減となった。最も売上の減少幅が少なかったのは横浜店と高崎髙島屋の5.4%減で、横浜店は横浜開港150年・開店50周年を記念した積極的な営業施策が奏効。最も減少幅が大きかったのは立川店の15.4%減だった。

商品の動向では紳士服が1桁の減少でとどまるなど、8月までより改善した。しかし、その他の商品はほぼ前月と同水準で推移した。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧