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日本チェーンストア協会/6月の販売額は3.5%減の1兆73億円

2010年07月22日 / 月次

日本チェーンストア協会が7月22日に発表した6月のチェーンストア販売概況(会員企業62社、7859店)によると、総販売額は前年同月比3.5%減の1兆73億円(店舗調整後は1.4%減)となった。

部門別の概況では、食料品販売額が6277億円・4.6%減(店舗調整後は1.4%減)となり、衣料品は1164億円・1.0%増(1.5%増)、住関品は2022億円・1.5%減(1.6%減)で、サービスは35億円・9.2%減(7.4%減)、その他は573億円・6.3%減(5.1%減)となった。

商品別の動きでは、農産品ではばれいしょ、玉ねぎ、レタスなどが好調で、大根、白菜、ねぎが不調だった。果物ではアボガド、オレンジ、イチゴが好調で、不調だったものはバナナ、スイカ、みかん。畜産品では牛肉、豚肉、鶏肉が不調でハム・ソーセージなども動きが鈍かった。

水産品ではぶり、鮎、ニジマスが好調で、マグロ、冷凍エビは不調だった。惣菜ではサラダなどの洋惣菜、焼物、揚物は好調だが中華が不調。そのほか飲料、洋酒、コーヒーなどは好調で米、調味料は不調だった。

衣料品では紳士衣料のスラックス、カジュアルパンツなどは好調だが、ネクタイは不調。婦人衣料はTシャツ、パーカー、カーディガンは好調だがスカートは不調だった。

日用雑貨品では調理用品、台所用品が好調だった一方、ガラス食器や玩具が不調で、玩具医薬・化粧品では保健薬、風邪薬、鼻炎薬などが好調。マスク、ハンドソープは不調だった。化粧品は販促効果のため好調だった。

家具・インテリアでは、ソファ類が不調。敷布団、マットレスが好調だった。家電製品で好調だったものはLED電球、扇風機、洗濯機で、液晶テレビ、エアコン、冷蔵庫は不調だった。

その他商品では、自転車、メンズスポーツウェア、ペットフードが好調だった。レディススポーツウェアは不調だった。

サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.4%。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などの売上に属さないその他売上の販売額シェアは5.7%だった。 

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