流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





伊勢丹新宿本店/3月6日、リニューアルオープン

2013年02月13日 / 店舗

三越伊勢丹ホールディングスは2月13日、伊勢丹新宿本店のリモデルグランドオープン説明会を開催した。

<大西洋三越伊勢丹HD社長>

大西洋三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長執行役員など経営幹部がリニューアルの概要を説明した。

大西洋社長は「利益の8割を生み出す新宿店は、常にトップを走り続けるお店として成長させなければならない。世界的にも認められる店舗を持つことは我々の強みでもある。100億円近い投資をしてリモデルするには、それなりの覚悟がいるが、お客様の期待も大きい。お客様がワクワクするような空間を作り、新たな顧客分類による新しい売場づくりをした」と挨拶した。

投資額は約90億円で、リモデル初年度の売上高目標は約2150億円(2011年度対比5%増)、2年目、3年目で売上対比各3%増を目標とする。

今回の改装では、2~4階までの各フロアのエスカレータ周辺と中通路に「パーク」と呼ぶプロモーションスペースを設置したことが特徴。1フロア7か所、3フロア合計で21か所の展示スペースで、旬なモノ・コトをタイムリーに1週間から1年単位でそれれぞれ提案する。

新たに「アートフレーム」と名付けてプロモーションスペースを設置し、顧客の買まわりのヒントとなるような提案を視覚的に訴求するという。

大西社長は「客数も増やしたいが、顧客の年齢特性からいって何もしなければ毎年3%程度は客数が減る。リモデルで客数を維持し、1人のお客様がお買い上げになる商品数を増やすことで、予算をクリアしたい」と語った。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧