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三越銀座店/8月は改装で営業面積40%減も免税好調で17.6%増

2015年09月02日 / 店舗月次

三越伊勢丹ホールディングスが9月1日に発表した売上速報によると、8月の三越銀座店の売上高は17.6%増となった。

<三越銀座店>
三越銀座店

10月14日のグランドオープンを目指し、同店は売場面積が20%~40%減少しているにも関わらず、訪日外国人観光客によるインバウンドの押し上げ効果があった。

浅賀誠店長は「8月は想定以上の売上で、インバウンドの売上高が250%増となった。日本人の売上高は10%減に留まったことで前年をクリアした。インバウンド需要では、化粧品、時計、宝飾、ハンドバッグの4つのカテゴリーが好調で、インバウンド売上の構成比で60%前後がこのカテゴリーとなっている」と語る。

<海外顧客サービスカウンター>
海外顧客サービスカウンター

三越銀座店は「最旬グローバル百貨店」をコンセプトに、10月14日にリモデルグランドオープンする。空港型免税店を新規導入するほか、海外顧客サービスカウンター、海外顧客ゲストラウンジを新設。

英語、中国語、韓国語に対応するスタッフを50人強に拡大し、接客面でもインバウンド需要への対応を強化する。

<各種サービスカウンター>
各種サービスカウンター

9月2日には、海外顧客サービスセンターを先行して新設。面積を従来の2倍に拡大し、免税カウンターの席数を8席から10席に、繁忙期には17席にまで拡大できる体制とした。

新規サービスとして、海外配送カウンターを設置。通信サポートとしてSIMカードを販売するほか、免税手続きの待合スペースとして、レストスペースを設置した。

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