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ニトリ/8月21日に持株会社体制へ移行

2010年02月26日 / 経営

ニトリは2月26日、会社分割の方式により8月21日をめどに、持株会社体制へ移行する準備に入ると発表した。同時に3月上旬をめどに分割準備会社として100%出資の子会社2社を設立する。

ニトリは、8月21日付で商号を「ニトリホールディングス」に変更し、引き続き持株会社として上場を維持する。

同社の2009年2月期の連結売上高は2440億円、国内店舗数は212店舗だが、消費者の生活防衛意識の高まりによって、低価格志向・節約志向が強まり、経営環境は予断を許さない状況と同社は見ており、責任体制の明確化を図るとともに、機動的で柔軟な経営判断を行うグループ運営体制を構築することが望ましいと判断し、持株会社体制へ移行することを決めた。

同社は、吸収分割の方式によって、8月21日を効力発生日として、3月上旬をめどに設立する予定の準備会社2社に対し、家具・インテリア用品の販売事業とグループの物流機能にかかわる事業をそれぞれ承継させる。2つの事業に関する固定資産は準備会社へ承継せず、持株会社が管理する。

準備会社は、「ニトリ分割準備会社」(家具・インテリア用品販売・資本金1000万円)と「ニトリ物流分割準備会社」(グループの物流機能にかかわる事業・資本金1000万円)。2社の代表取締役社長には、ニトリの似鳥昭雄社長が就任する。

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