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イオンリテール、マイカル、イオンマルシェ/冬物衣料など合同販促

2010年11月25日 / 商品経営

イオン傘下の総合スーパー(GMS)事業会社のイオンリテール、マイカル、イオンマルシェは11月25日から28日までの4日間、「3社合同 冬の衝撃祭」を開催する。
<岩月利夫マイカル取締役東日本事業本部長>20101125satyiwatuki.jpg
対象となる商品は、ダウンコート、ダウンジャケット、機能性インナー「ヒートファクト」、羽毛ふとん、オイルヒーター、ホットカーペット、電動自転車、32型液晶テレビなどの14品目。
レディスファー付ダウンコートが通常価格1万4800円が9800円、レディスヒートファクト各種980円が780円など冬本番に需要が高まる衣料品・住居用品を中心に合同販促を行った。
岩月利夫マイカル取締役東日本事業本部長は「これまでもジャスコ・サティの総力祭などを実施してきたが、イオンマルシェを含めての合同販促は初めて。スケールメリットを活かした販促ができたと思う」と3社合同販促を説明した。
<冬の衝撃祭でのヒートファクト売場>20101125satyuriba.jpg
チラシについては、表面の右下に「AEON」のロゴを初めていれた共通チラシを作成、14品目は共通アイテムを掲載し、その他の日替わり商品などは各地域で異なるチラシを展開した。食料品についても鍋シーズンを踏まえ「トップバリュ」の鍋つゆを共同展開している。
3社の統合作業については、「看板の付け替えや制服の変更など物理的に時間のかかる作業がある。物流は既にイオングローバルSCMを通じてジャスコと共通化しているが、商品マスターコードの統一ではまだ作業が残っている。混乱がないように統合作業を進めたい」(同氏)という。
今後も、統合までに数回程度、合同チラシを展開する計画で、合同販促を通じて新店舗ブランド「イオン」の認知度の向上を図る計画だ。

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