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さいか屋/128億円の債務の返済期限を2年延長

2013年03月29日 / 経営

さいか屋は3月29日、事業再生ADR計画に基づく最終年次の返済を履行し、ADR計画が完了すると発表した。

これにより、全取引金融機関からあらかじめ同意を得ていた残る借入金に係る返済期限の延長が実施される。返済期限の延長となる債務は、総額128億7500万円。

2010年2月1日に全取引金融機関の承認を得て成立した事業再生ADR計画に基づき、金融支援を受ける一方で、営業政策の見直し、店舗とフロアの再構築、組織・体制の見直し、子会社の再編に取り組むとともに、財務面ではノンコア資産の売却とキャッシュフロー返済により有利子負債の圧縮を進めていた。

事業再生ADR計画期間中の借入金等返済総額は、計画返済額である129億100万円を上回る148億9400万円となり、ADR計画を完了した。

そのため、2013年3月末日までを返済期限としていた全ての借入金の最終返済期限が2015年3月末日まで延長されることになった。

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