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医薬品卸事業／2012年の事業規模は1.4％増の8兆6371億円

2013年12月06日 ／ 商品経営

矢野経済研究所は12月6日、医薬品流通（卸）事業に関する調査結果2013を発表した。

2012年度の医薬品流通（卸）企業における事業規模〔医薬品流通（卸）事業を展開する主要29社売上高ベース〕は、前年度比1.4％増の8兆6371億3000万円となった。

2012年4月に薬価改定が実施されたことなどから、微増ながらも成長を遂げた。医薬品流通（卸）業界は、1990年代頃から度重なる再編が進んだことから、現在は大手4グループへ集約されており、上位5社の占有率は83.4％を占めるなど、上位集中度は高い。

上位5社における売上高構成比をみると、長期収載品が35.4％、新薬創出加算品が25.8％、ジェリック医薬品が7.3％となった。

長期収載品の比率は減少傾向にあるのに対し、新薬創出加算品とジェネリック医薬品の比率は増加傾向にある。

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