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日本フランチャイズチェーン協会/チェーン数・総店舗数、調査開始以来初の減少

2009年11月01日 / トピックス

日本フランチャイズチェーン協会が10月29日に発表した2008年度(2008年4月~2009年3月)の日本国内のフランチャイズチェーン数は1231チェーンで、前年度比1.2%減(15チェーン減)、国内の総店舗数(直営店と加盟店の合計)は23 万822店舗で2.1%減(4864店減)となった。いずれも調査始まって以来初の減少だった。

フランチャイズチェーンの末端売上高は20兆8087億円で2.5%増(5049億円増)だった。小売業では、店舗数は前年度比3.6%増、売上高は6.2%増の伸びとなった。コンビニエンスストアは、店舗数は2.7%増、売上高は6.6%増加した。

外食業では、チェーン数、店舗数、売上高ともに前年度よりも減少。売上高は2.4%減少した。サービス業では、理容・美容関連で大幅な増加が見られたが、サービス業全体では1チェーンの減少。店舗数も7.1%の減少で、売上高も8.9%減少した。

同日開かれた記者会見で同協会の土方清会長(サークルKサンクス会長)は、「1972年の協会開始後に調査を開始して以来、チェーン数と店舗数ともに初のマイナスとなった。ただ、一昨年(末端売上高)が20兆円の大台に乗ったことは、消費者がFCシステムを受け入れた結果と理解している」と述べた。

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