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スポーツアパレル市場/2012年は3.5%増の5101億円

2012年12月26日 / 商品経営

矢野経済研究所は、スポーツアパレル市場に関する調査結果2012を発表した。

調査によると、2012年のスポーツアパレル国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比3.5%増の5101億3000万円の見込み。ゴルフウエアが横ばいで推移したほかは全てのカテゴリーで前年実績を上回った。

トレーニングウエア国内出荷市場規模は、3.8%増の1212億円の見込み。ここ数年は主力商材であるデザインがベーシックなタイプの汎用トレーニングウエアが、SPA型の一般アパレル企業などが販売する低価格のスポーツウエアとの差別化において難しい状況となっており、苦戦を強いられている。

しかし、文字や数字を組み合わせたデザインや独創的な配色が特徴の「グラフィック系」と呼ばれるデザインを重視したモデルが人気となっており、プラス成長を果たす要因となったという。

機能性アンダーウエア国内出荷市場規模は、2.9%増の336億5000万円の見込み。コンプレッション・サポート系アンダーウエアは、ここ数年ブームが続いているランニングやアウトドア人気に後押しされ、関節や筋肉をサポートするタイプのタイツが人気商材となって市場成長を果たした。

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