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住商アーバン開発は4月9日、神奈川県藤沢市の商業施設「テラスモール湘南」の2013年度の売上高が約522億円(前年同期比4.8%増)、来館者数約2311万人(1.3%増)となったと発表した。
2013年4月~2014年3月までの実績。JR辻堂駅北口周辺地区都市再生事業「湘南C-X(シークロス)」エリアに立地し、同地区は病院やオフィスビルが進出し来街者が増加し、大規模マンションの開発で住民が転入している。
映画館「109シネマズ」や、書籍・文具の「有隣堂」、スポーツ用品の「スーパースポーツゼビオ」、「ユニクロ」などモール両端の核店舗が好調に推移した。
業種別では、ファッションは3.7%増となった。ファストファッションから、国内外の有力ブランド、高感度なセレクトショップなどが売上を伸ばした。「ムラサキスポーツ another style」などのスポーツ系ファッションも高い伸びとなった。
ライフスタイル雑貨は8.4%増。ターゲットとする日常へのこだわりや自分スタイルを大切にする高感度層の消費意欲を満たす商品提案に加え、周辺エリアへの転入に伴う買い替え需要も追い風となった。「ACTUS」「Francfranc」「ル・クルーゼ」など、上質でこだわりのある家具や雑貨の専門店が好調に推移した。
サービスは24.0%増。2012年に近隣にパスポートセンターが開設され、証明写真や旅行関連商品などのニーズが高まったため、「カメラのキタムラ」や旅行代理店などが大幅に伸長した。「小学館の幼児教室 ドラキッズ」「セイハ英語学院」などの子ども向け教室、趣味を楽しむカルチャー・スクールも大きく、前年を越えた。