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ローソン/成城石井を364億円で買収

2014年09月30日 / 経営

ローソンは9月30日、成城石井を買収すると発表した。

丸の内キャピタルが管理・運営する丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合から、成城石井の発行済み株式の全てを取得する。

株式の取得費用は、普通株式363億円、アドバイザリー費用1億2000万円、合計364億2000万円。

成城石井は関東圏を中心に120店を展開。2013年12月期決算は、売上高544億4400万円、営業利益33億3800万円、経常利益22億8900万円、当期利益20億7200万円だった。

小商圏型製造小売業を標榜するローソンは、独自の仕組みで「おいしい」を追求し、安全安心な商品を開発・製造する成城石井と製造小売という面で共通点を持っており、一般的なスーパーや高級スーパーとは一線を画した成城石井との協業には大きな可能性があるという。

今後も成城石井の経営理念を尊重の上、成城石井がこれまで築いてきたブランド等の事業基盤を大切にし、現在の体制を維持する方針だ。

ローソンが持つ店舗立地獲得、ロジスティクス、購買データの活用などに関するノウハウ提供を通じて、大都市圏市場における二極化への対応を強化し、圧倒的な競争力を有する業態として進化し続けるサポートをするという。

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