小僧寿し／来年6月までにラーメン店、50店出店

2014年10月31日／店舗経営

小僧寿しは10月31日、新業態にラーメン店を開発し、オリジナルブランドによる直営店展開を開始すると発表した。

店舗ブランド名は未定で、2015年1月に1号店を出店し、6月までに50店を出店する。

既存店舗の業態転換による出店を想定、ドミナント戦略によるエリア集中型の店舗展開で、既存店舗の用地を活用し、ロードサイド型と商業集中地帯などの二属性展開を図る。

調理器具などの備品、空調・排水設備などの店舗設備や物流網は現在の資源をそのまま活用し、店舗人員は、現在店舗の従業員を再教育し登用する。

自社が保有しない「ラーメン店」の運営ノウハウについては、ブグラーマネージメントとコンサルティング契約を締結し、十分なサポート体制を構築した上で、「ラーメン店」の事業開発を進める。

近年における寿司産業は、「回転寿司」「出前寿司」に加え、コンビニエンス・ストアやスーパーマーケットによる供給拡大に伴い、「品質」「価格」に多様な選択肢が生まれている。

現在、「持ち帰り寿司」の市場はゆるやかに減退傾向にあり、市場成長性の見通しは厳しく、商圏が狭小する中で、新規出店余地も限られている。

事業環境を鑑み、自社の先の50年の成長を見据えると、「持ち帰り寿司」の単一市場から脱却し、核となる新事業を創出する必要があると判断した。

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