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すき家/職場環境改善促進委員会を新設

2014年11月14日 / 経営

ゼンショーホールディングスは11月14日、傘下のすき家本部が展開する牛丼チェーン「すき家」の職場環境改善を加速・徹底するため、社外の有識者5人で構成する「職場環境改善促進委員会」を設置した。

職場環境改善促進委員会の設置は、「すき家」の労働環境改善に関する第三者委員会による今年7月31日の提言に沿ったもの。

委員会は、現在取り組んでいる「すき家」の職場環境改善の進捗度合いを継続的に確認・評価するとともに、再発防止や信頼回復のため各委員のさまざまな分野の知見に基づく意見を集約し、ゼンショーHD経営陣に提言する。

委員は、サンリオ取締役、元郵便事業会長CEOの北村憲雄氏、ジャーナリスト、元サンデー毎日編集長の四方洋氏、キャリアカウンセラーの島谷美奈子氏、放送大学学園理事長、前早稲田大学総長の白井克彦氏、弁護士、元東京地検公安部長の若狭勝氏の5人。委員長の選任は委員の互選となる。

第1回委員会を11月17日に開き、3月末を目処に中間報告をまとめる予定だ。

また、職場環境改善促進委員会を全面的に支援するため、ゼンショーHD社内に、グループの役員と社員で構成する「グループ職場環境改善改革推進室」(室長:国井義郎ゼンショーHD取締役グループ人事・総務本部長)も11月1日付で新設した。

グループ職場環境改善改革推進室は、最優先課題である「すき家」の職場環境の改善に関する情報を収集・集約し、経営陣と職場環境改善促進委員会に報告する一方、グループ各社の職場環境の改善改革にも積極的に取り組む。

小川賢太郎会長兼社長は「7月31日の第三者委員会の提言を受け、ゼンショーHDではすき家の職場環境改善に向けた改革を鋭意進めてきた。今回組織する職場環境改善促進委員会は各方面の経験豊かな識者で構成し、ゼンショーグループの次のステージに向け、価値ある助言をいただけるものと期待している。委員からの知見をいただき、さらなる飛躍への礎を築いていきたい」とコメントしている。

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