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ワコールHD/三愛の水着と下着事業を譲受

2015年01月22日 / 商品店舗経営

ワコールホールディングスは1月22日、三愛と三愛スタイルの水着事業と下着事業を譲り受けると発表した。

三愛と三愛スタイルの2014年3月期の水着事業の売上高は38億2000万円、下着事業の売上高は16億8000万円で、譲受する常設店舗は水着事業8店、下着事業15店。

事業を承継するために、事業会社のワコール傘下に100%子会社の新会社を設立する予定だ。

三愛グループはリコーの100%子会社で、三愛銀座本店などの大型店運営事業、水着事業、下着事業、アパレル事業を運営している。

水着事業は、「三愛水着楽園」を全国に展開し、企画・開発機能を持つファッション水着販売事業を営む。国内ファッション水着販売業では最大手で、三愛水着イメージガールを用いた広告・販促活動もあり、高い知名度を有している。

下着事業は、小売店舗「northerly(ノーザリー)」を全国に展開し、主に18~24歳の顧客の支持を得ている。

事業譲受に伴い、「三愛水着楽園」の商標を譲受するとともに、三愛・サンアイ・San-aiについても使用許諾を受ける。

ワコールは、事業譲受により、新たにファッション水着市場を事業領域に加え、ワコールグループの持つ流通チャネルなどのネットワークを活用することで、顧客との接点拡大を目指す。ワコールの海外基盤を活用した国外、特に中国や東南アジアでの販売も期待できるという。

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