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三越伊勢丹HD/仕入構造改革を推進

2015年03月09日 / 経営

三越伊勢丹ホールディングスは4月1日付で、組織改正を実施する。

組織改正により、仕入構造改革の推進機能の強化とチャネル・事業横断型の商品政策の推進を目指す。

営業本部内の基幹店事業部・地域店舗事業部を解消し、仕入構造改革の推進やグループ各店への基幹店MDの波及などを目的に、「商品統括部」を新設するとともに、地域店舗商品統括部各MD部を各商品統括部に統合する。

商品統括部に「仕入構造改革推進部」を新設。商品領域をまたいだ顧客軸のMD提案の確立を目的に「MD戦略部」を新設する。

MD戦略部の新設にあわせ、営業本部スタッフ機能の集約・再編を行い、「マーケティング戦略部」を新設する。

地域店舗事業部は「エリア・チャネル事業統括部」に改称し、中小型店を含めた総合的なエリア・チャネル戦略を推進する。

成長事業のスピードアップに向けた推進機能の強化として、グループWEB事業を重要な事業と位置付け、営業本部EC事業部と経営戦略本部企画推進部ICT推進を統合再編し、「WEB事業部」を新設する。

海外事業を中長期的な成長事業と位置づけ、「海外事業本部」を新設し、エリア・拠点と連携した事業統括体制を明確化する。

グループの次の成長を担う新規事業の開発、既存事業の成長事業化に向けた外部企業とのアライアンス・M&Aの推進機能として、経営戦略本部市場開発部と企画推進部を統合再編し、経営戦略本部に「企画開発推進部」を新設する。

国内関係会社の成長事業化、収益拡大に向け、経営管理や事業戦略の策定と経営トップ直下の関係会社の支援・サポートを担当する組織として関連事業本部「国内関連事業部」を経営戦略本部に移管する。

グループインフラ機能の強化として、グループ戦略の実現に向けた人事戦略を推進・実現させるため、単独部として「人事部」を位置づける。

グループ全体の情報システム戦略を策定し、システム基盤の構築とともに、グループ全体のITガバナンスを担う機能として、経営戦略本部に「情報システム部」を新設する。

経営トップサポート機能の強化として、経営トップが対外的にさまざまな領域の重要職務を果たす政策秘書機能を強化するため、「秘書室」を新設する。

経営トップから企業方針・メッセージを迅速かつ効果的に社内外に発信するために、業務本部総務部の企業広報機能を移管し、秘書室「経営広報担当」とする。

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