流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





うどんミュージアム/破産、負債8000万円

2015年03月11日 / 商品店舗経営

東京商工リサーチによると、一般財団法人うどんミュージアムは3月5日、京都地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約8000万円。

2011年7月に高屋友明氏が個人的な趣味であったうどんの食べ歩きを生かし個人創業。2012年10月に法人化され、同年12月に京都で「うどんミュージアム」として開業した。

ミュージアムでは、日本全国のうどんを常時30種類以上提供していたほか、日本全国のうどんの歴史や食べ方などの総合博物館も併設していた。

2014年12月に大阪・心斎橋に「大阪うどんミュージアム」をオープンし、2015年中には東京に「東京うどんミュージアム」の出店を計画していた。

当初はマスコミ各社に取り上げられるなど注目を集め、多くの来客があったものの、各うどんの価格帯が比較的高めで設定されていたことから、徐々に客足は遠のき業績は低迷した。

2月24日には店舗を閉鎖し、今回の措置となった。現在、公式ホームページでは、M&Aの希望者を募集している。

■うどんミュージアム
http://udon.mu/

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧