流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イケア/ベビーゲートを商品回収

2015年05月13日 / 商品経営

  • 関連キーワード
  • ikea

イケアは5月13日、PATRULL KLAMMA/パトルルクレッマベビーゲートとPATRULL SMIDIG/パトルルスミーディグベビーゲート(いずれも突っ張り式)の商品回収をすると発表した。

<対象商品>
対象商品

これらのベビーゲートを階段上で使用すると転落事故につながるおそれがあり、階段上での使用の中止を呼びかけた。対象商品はキッチンや階段の下などでは安全に使用できるという。

<警告ラベル>
警告ラベル

これらのベビーゲートは4点で壁面を押す力を利用して固定する仕組み(突っ張り式)を採用しているが、製品の特性上、ネジ留めのような固定がされないため、外れてしまうことがあることが分かった。

下部の金属バー部分がつまずきの原因となるおそれがある。いずれも、製品を階段上に設置した場合に、階段から落下し大ケガにつながる危険性がある。これまでに、日本国外で本製品使用中に子どもが階段から転落しケガをした事故が報告されている。

対象商品の購入者で、キッチンや階段下などで継続して使うことを希望するお客には、新しい使用説明書とベビーゲート貼付用の警告ラベルを無償で配布する。

日付スタンプが1510(2015年第10週)以前の対象商品の購入者で、返品を希望するお客は、商品をイケアストアまで持ち込むか、イケア・ジャパンカスタマーサポートセンターまで問い合わせすれば、商品代金を全額払い戻しする。

払い戻しの手続きにレシートは必要ありません。延長ゲートを組み合わせて利用している場合には、併せて払い戻しする。

対象商品は1995年8月1日に販売が開始された製品。日本では2006年4月から販売している。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧