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イケア/2016年3月に愛知県長久手市で出店用地を引き受け

2015年07月13日 / 店舗経営

愛知県長久手市とイケア・ジャパンは7月8日、長久手市が進めている、公園西駅周辺土地区画整理事業における商業街区について2016年3月31日に、イケア・ジャパンに長久手市が土地を引き渡すと発表した。

<会見の様子>
会見の様子

愛・地球博記念公園に隣接する東部丘陵線Linimo公園西駅周辺を開発する一環。イケア・ジャパンは、「できるだけ早く出店したいが、具体的な出店時期は未定」とコメントした。

公園西駅周辺土地区画整理事業における商業街区は、約4万8000m2。計画地から、もっと近い大阪市の「IKEA鶴浜」の来店客の10%程度は東海地区からの来店者となっており、未進出の東海エリアでの出店ニーズは高いと判断した。

<2013年1月時点のペデストリアンデッキイメージ図>
2013年1月時点のペデストリアンデッキイメージ図

イケアの平均的な店舗は、延床面積約6万㎡、2フロア構成で、約9500アイテムを展開。年間来店客数は約400万人程度という。

イケア・ジャパンが2013年1月9日に長久手市に提出した事業計画では、リニモの乗降客数の増加も見込んでいる。既存店舗の公共交通機関による来店客数は、IKEA船橋は約40%、神戸は約30%、新三郷は約30%となっている。

現在の公園西駅乗降客数は約1200人で、イケア出店後は1日平均乗降客数約3900人(約3倍)を見込む。年間では約100万人が増加する見込みだ。

<2013年1月時点の全体イメージ図>
2013年1月時点の全体イメージ図

また、隣接するモリコロパークとの連続性を生み出すことにより、ファミリー層を中心とした来街の魅力度向上による相乗効果を見込む。緑が多い地域への出店であり、緑と調和した景観に配慮した店舗を目指す。

環境配慮施策として、地中熱・太陽光パネルなどの導入を計画する。

■公園西駅周辺土地区画整理事業における商業街区について
https://www.city.nagakute.lg.jp/kukaku/kukakuseiri/jigyouyoteisyasentei.html

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