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6月の訪日外客数/51.8%増の160万2000人

2015年07月22日 / 経営

日本政府観光局は7月22日、6月の訪日外客数が、前年同月比51.8%増の160万2000人で、これまで6月として過去最高だった昨年の105万6000人を約54万7000人上回ったと発表した。

夏休みシーズンの開始と継続的な訪日旅行プロモーションの展開に加え、かねてからの円安傾向、航空路線の拡大、クルーズ船の大幅な寄港増加、近年の査証免除や要件緩和、昨年10月からの消費税免税制度の拡充などが増加要因となった。

市場別では、中国が全市場を通じて単月最高となる46万2000人に達し、米国は欧米豪市場で初めて単月10万人を超えた。その他にも台湾、香港が単月として過去最高、インドネシア、英国、ロシアを除く17市場が6月としての過去最高を記録した。

中東呼吸器症候群(MERS)の影響が懸念された韓国市場については、21.2%増と伸び率が大きく鈍化したものの、6月の数値としては過去最高の25万2000人となった。

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