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ユニ・チャーム/大王からの特許侵害訴訟で再び勝訴、紙おむつ製品めぐり

2013年11月28日 / 経営

ユニ・チャームは11月27日、大王製紙とダイオーペーパーコンバーティングから提起されていた特許侵害訴訟で、第一審に続き、控訴審でも勝訴したと発表した。

同訴訟は、2010年4月6日、大王がユニ・チャームに対し、同社の紙おむつ製品「ムーニーマン」が自社の所有する特許を侵害しているとして、東京地方裁判所に提訴したもの。

大王は、同社が持つ、紙おむつの立体ギャザーの構造に関する特許と、紙おむつのお腹周りの弾性伸縮部材の配置に関する特許を侵害されたとしていた。

第一審の東京地裁は2012年11月30日、大王の請求をいずれも棄却する判決を言い渡したが、大王はこれを不服とし、12月13日付で知的財産高等裁判所に控訴していた。

今回の判決を受け、大王は同日、判決内容を精査し、上級審の判断を仰ぐことも検討すると発表した。

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