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資生堂／仏ロレアルへの2ブランド譲渡で合意

2014年02月20日 ／ 経営

資生堂は2月20日、傘下ブランドの「カリタ」と「デクレオール」を仏ロレアルに譲渡するための交渉を進めてきた件で、両社が19日に契約の締結に至ったと発表した。今後、当局の認可を経て、譲渡が完了する見込み。譲渡価額は2億3000万ユーロ（約320億円）。

同社は昨年10月に、両事業の譲渡をめぐり、ロレアルと独占交渉契約を締結、交渉してきた。

カリタ、デクレオールの両ブランドは、主にヨーロッパでサロン向けなどにスキンケア商品を展開している。両社の売上規模は、合算でおよそ1億ユーロ。

資生堂は現在、収益力の改善をめざし、事業の「選択と集中」を進めている。美容室などのプロフェッショナル向け事業については、今後はアジア地域を中心に、「ヘアケア」領域に注力していく方針だ。

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