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味の素/パキスタンに本格参入、7月に事務所設立

2014年04月16日 / 経営

味の素は今年7月、パキスタンのラホール市に事務所を設立する。2015年に法人を設立して事業に本格参入するため、現地調査を行うほか、うま味調味料「味の素」の広告・販売活動を支援する。これにより、同社はイスラム圏での事業規模を拡大する。

同社は1970年代から、パキスタンで「味の素」の輸入販売を行っている。現在では、うま味調味料はケータリングサービスでの煮込み料理をはじめ、家庭で作られるダルスープや、肉や野菜のカレーである「カライ」などで使われ、パキスタンの食生活に浸透しているという。

<ダルスープ(豆スープ)>
ダルスープ(豆スープ)

パキスタンのうま味調味料市場は、09年~13年の直近5年間で年率15%の成長を遂げており、今後も継続的な拡大が見込まれるという。

■ラホール事務所の概要
所在地:パキスタン・イスラム共和国パンジャーブ州ラホール市

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