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ツムラ/15年3月期は減益見込み

2014年05月12日 / 経営

ツムラは5月12日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比4.2%増の1100億円、営業利益は2.9%減の224億円、経常利益は1.4%減の239億円、純利益は17.4%増の180億円となった。

医療用漢方製剤は3.2%増収。

原料生薬の価格が上昇したことなどにより、売上原価率が1.2ポイント上昇。さらに、販管費率が0.2ポイント上昇したことなどから、営業利益率が1.5ポイント低下し、20.4%となった。

利益面では、約44億円の有価証券売却益を特別利益に計上したことなどが純利益を押し上げた。

2015年3月期については、売上高が前期比1.2%増の1114億円、営業利益が19.0%減の182億円、経常利益が23.2%減の184億円、純利益が34.6%減の118億円になると見込んでいる。

医療用漢方製剤の売上拡大や薬価改定が売上に寄与する見込み。一方で、薬価改定や原料生薬の価格上昇、為替の影響などが、利益を圧迫するとみている。

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