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カゴメ/4~9月期はトマトジュース好調で増収増益も、通期予想は下方修正

2012年10月31日 / 経営

カゴメは10月22日、2013年3月期第2四半期連結決算(4~9月)を発表した。売上高は前年同期比12.2%増の1058億7600万円、営業利益は31.4%増の75億300万円、経常利益は30.7%増の78億6900万円、純利益は88.0%増の56億7300万円だった。

東日本大震災の影響を受けた前年同期からの供給力の回復、2月にトマトジュースが健康にポジティブな効果を持つとの報道がなされたことの影響などで、トマトジュースなどの販売が好調に推移した。ポルトガルの関連会社を6月末に子会社化したことも売上をサポートした。

一方、震災を受けて販促活動に制約のあった前年同期に比べ、広告投資や販促活動を活発化したことから、販売促進費の割合が増加した。

カゴメは同日、通期予想を下方修正した。売上高予想を前期比8.3%増の1950億円、純利益予想を54.1%増の65億円で据え置いた一方で、営業利益予想を11.0%増の94億円(従来予想は18.1%増の100億円)、経常利益予想を7.5%増の99億円(従来予想は12.9%増の104億円)とした。

4~9月の業績を反映したものであり、下半期の予想に大きな修正はないとしている。

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